13日の金曜美術館|アトリエ如瓶|ブログ・ヘッダ画像

このブログは、世の中の様々な「黙っていられん!!」ことを書くことを主旨としております。お客様や、お客様になるかも知れない方が読む可能性のあるブログではありますが、(書き手が勝手に決めたものながら)主旨を尊重し、常体文で記述して参ります。何卒お含みおきの上、お読みくださいますようお願いいたします。

このブログについて 3

もともとレンタルサーバの利用者が無料で使えるツールを使って書いていたこのブログだったのだが、母体となるサイトのデザインと同様にするのはかなり難しいし、ブログはブログと割り切って別なデザインでもよしとしようと思ってはいたものの、アクセス解析などしていると、ドメインが違うためアクセスを計測できないし……と、何か気乗りしないままで、あまり更新もせずにいた。
この度、せっかくサイトをリニューアルしたことだし、昨年もWordPressというブログツールを用いてお客様のホームページにブログページを追加し、ある程度やり方が分かっていたので、ウチのブログも作ってしまえ……とばかりに、サイトのリニューアル作業の疲れもとれないまま、ブログの移行も試みてしまったのである。

ある程度勝手がわかっていたとはいえ、自分でデザインしたページを、WordPressで作り直すのは至難の業。自分で設計したページならば、ここの幅を変えたいとか、個々の色を変えたいなど、概ね自在に調整できるのだが、WordPress上で作れるページに置き換えていこうとすると、どこのどの部分をどこで制御しているかが把握しづらい。例えそれが把握できたとしても、普段どおりのやり方では思うようにいかないことが多く、何度も勢いで取り掛かった作業を悔いる気持ちになった。
こうした作業の経験のない方には伝わりづらいと思うので言い換えてみるならば、レシピを教わることなく有名店のラーメンをカップ麺で再現しようとするくらい、あるいは別な車をベースに改造を加え、自分の乗りたかった車そっくりに造り変えようとするくらい大変……と書けば、幾らか分かって頂けるだろうか。とにかく、再現するということは、新しくて素晴らしいものを作るより大変なこともあるという一例だと思う。

WordPressでサイト制作をしたことがある方ならば、ブログページだけじゃなくて最初っからサイト全体をWordPressで作れば良かったじゃないか、と仰るかも知れない。そう、WordPressでも、ブログページのような動的なページだけでなく、ブログページ以外のような静的なページを作ることもできる。動的・静的ページについての説明は省くが、前述の通り、まだまだ気心が通じていないWordPressを用いて、平素の自分の実力を発揮できるかというと、これはこれでもう少し修練が必要だし、旧来のページのテイストを踏襲したい部分もあったし、当アトリエの推すbottom 0ナビを組み込むにも、かなりの力業を使わないと「再現」できない。これも置き換えて表現するならば、インドネシアの食材だけで寿司を作ろうとしているようでもあり、彫刻家のロダンに水墨画を描いてくれと依頼するようなものでもあり……と書けば、幾らか伝わりやすいだろうか。

そもそもWordPressというツール自体が無料で使えるだけでなく、ある程度作り込まれた無料で使える「テーマ」というものが無数に存在している。WordPressをインストールし、気に入ったテーマを選択してインストール後有効化し、もともと用意されていたトップ画像を貼り替えたり、背景色や文字色などを変更していけば、初心者でもある程度オリジナリティのあるブログページが作れるようになっているのがWordPressの良いところで、世界中で使われている根拠となっているのだけれど、お代を頂いてデザイン性もオリジナリティも高いサイトを作るのが仕事のデザイナーが、それと同じようなやり方をするわけにはいかず、しかもデザイナーとしての力量が問われる自分のデザイン事務所のサイトなのだから、ロダンに水彩画……は避けたのだ。

あっと、タイトルの話題に戻ろう。
このサイトは、アトリエ如瓶というデザイン事務所のオフィシャルなサイトであり、このブログもオフィシャルであるのが本来の姿のはず。ブログ付きのサイト制作・維持管理を依頼されたお客様には、「ブログはお客様が読む可能性が高いので、失礼の無いよう敬体文で書くのが望ましいです」などとアドバイスしていたくせに、移行前のブログは堂々と常体文で書いており、我ながら自分のサイトがオフィシャルなサイトであることに対する自覚が足りなかったとは思う。それに今更気がついて、この際ブログの主旨も変えてしまおうかと思ったものの、「黙っていられないこと」をテーマに文章を書きたいという気持ちは意外と強く、このまま進めることにした。
やはり、文章というものは書きたいことを書いてこそ、面白みが伝わるのではないかと思うし、幾ら定期的に更新されても、書き手が面白みを感じずに書いた文章でPV向上もないだろうと結論づけ、常体文にて黙ったままにしないことにしたのをご理解いただきたくて、ブログページの前文に「常体文で書きますよ」と断った次第であります。
改めて、この文中でもご理解のほど、よろしくお願いいたします。

あー、リニューアル作業の疲れと戦いながらも、2000字を超えてしまった。ロダンに水彩画という例えのイマイチさに疲れを感じるけれど、PVを集められるようにするには、1000字以内にしないと無理だろうなあ。

最後に、写真のUPテストとして、自撮りしながら失敗したプロフィール写真でもUPして寝るとしますか。

失敗写真
失敗写真

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