13日の金曜美術館|アトリエ如瓶|ブログ・ヘッダ画像

このブログは、世の中の様々な「黙っていられん!!」ことを書くことを主旨としております。お客様や、お客様になるかも知れない方が読む可能性のあるブログではありますが、(書き手が勝手に決めたものながら)主旨を尊重し、常体文で記述して参ります。何卒お含みおきの上、お読みくださいますようお願いいたします。

ポテトサラダ/TAIRAYA

皆様こんにちは。13日の金曜美術館・館長にしてアトリエ如瓶デザイナーの如瓶であります。

ブログらしい(?)挨拶からスタートした今回だが、好き勝手なことを書いているようで、このブログの実際はオフィシャルなサイトであり、それでいて読み物として成立できないかなあという意図で書き進めているのだが、サイトのリニューアルを機にブログをスタートし、それに付随するお知らせも兼ねて書いていた結果、サイト内のことやWeb上の(比較的)専門的な事を書いてしまうことが多かったので、たまには食レポ的な内容にしてみよう。

さておき、タイトルにあるように今回はポテトサラダ……しかもスーパーで売られている惣菜について書こうと……要は黙っていられない訳だ。

TAIRAYAのポテトサラダ
TAIRAYAのポテトサラダ

写真の通り、一見何の変哲もない惣菜のポテトサラダ。お値段も量り売り価格ではあれ、標準的だと思う。
ただし、左上に貼ってあるラベルに「店内で和えています」とあるのがポイントだ。ここ1〜2カ月の間でリニューアルされたように記憶している。

コンビニエンスストアを含め、スーパーなどで売られているポテトサラダは、防腐効果の意味もあってか、酢が使われているのだと思う。幾らか商品差はあっても、食べてみると、少し酸っぱい気がする。この酸味が、ポテトサラダの命(だと思う)であるジャガイモのホクホク感や甘みを随分殺しているように思えるのである。
そもそも、傷むということを考えたときに気になるのはハムくらいで、それほどポテトサラダに傷み防止のための酢が必要なのだろうかという気がするのだが、酸っぱい食べ物を好んで食べない私からすると、一般的なポテトサラダはとにかく酸っぱいことが多いのだ。

そんな中、このポテトサラダは、ほとんど酸っぱくない。店内で和えていて、菌が発生しやすい外気温にさらされることなく陳列できるため、酢を使う必要がないということなのだと思う。写真の大サイズを2つ買って一食分としたって構わないと思うくらい、お気に入りなのである。
実際ポテトサラダは、メイン食材のジャガイモは主食として用いられる国もあるわけだし、サラダである以上数種類の野菜を摂ることができるし、分量としては控えめながらハムなどの動物性蛋白質も含まれていて、かなりバランスが良いと思う。取り合わせの悪くない範囲でカルシウムくらい補えば、ワンプレートの食事として成り立つのではないかとも思う。
少し余談だが、ジャガイモには主食となるくらい昨今毛嫌いされている炭水化物が多く含まれているわけだが、こうした主食系の食物には、レジスタントスターチと呼ばれる難消化性でんぷんが含まれていて、冷蔵庫で冷やすとこれが増加し、肥満防止に限らず様々な健康上のメリットがあることが分かっているそうだ。日に一度くらいポテトサラダだけの食事にしても害はないのではないだろうか。

閑話休題。これが一番「黙っていられないポイント」なのだけれど、このポテトサラダのジャガイモは、他に類を見ないほど大きくカットされているのだ。

大きくてホクホクのジャガイモ
大きくてホクホクのジャガイモ

何枚も撮り直しをしたものの、サイズ感が伝わらる写真にはなっていないかも知れないけれど、一般的なポテトサラダのジャガイモは、せいぜい大きめのでも5〜10mm程度のサイズだと思うのだが、このポテトサラダのは、標準的な仕様のもある中、20mm以上(最大長)のサイズのものも含まれ、中には一口で食べるのが憚られるくらいのサイズのも入っている事があるのだ。「ごろごろポテトのこだわりサラダ」の名に恥じない、いや、それ以上のごろごろ感だ。
これで、咀嚼したときにジャリッと来ようものならわざわざブログに書かないが、実にホッコリと茹でてありつつしっかりとした食感も残っていて、ジャガイモの魅力を存分に楽しめる絶妙な仕上がりなのだ。
酸っぱい味付けで、ジャガイモのサイズも小さく、和えすぎて食感が失われているようなポテトサラダに出会うと、二度と買うものかと思うけれど、この商品については、開発にあたった方々の研究の跡やこだわりが随所に感じられ、それが更に味わいを際立たせているようでもあり、足を運ぶたびに手にとってしまうわけである。

「こんなもんだろ」とばかりに、創意なく惰性で作っていては良いものにならないのは絵画もデザインも同じであり、美味しいものを提供して共感を得たいとする表現者的な姿勢が、このポテトサラダには感じられるのである。開発に携わった方たちと飲んだとしたら、そのお酒はさぞ美味しかろう。

さて、このポテトサラダは、タイトルにある通り、ウチの近隣にあるTAIRAYAというスーパーで手に入る。このTAIRAYAは、関東を中心に店舗を展開(全73店舗・うち東京で15店舗)しているエコスグループの中の一店舗。正直なところ近所にある以外には見たことがないし、同系列の店舗でも「店内で和えてない」ヤツしかないかもしれないので、小平市の……しかも青梅街道駅近くにお越しの際は、探してみられては如何だろうか。

……とまあ、私が食レポ的な文章を書いたとしても、入手困難だったり、エリアが限定的だったり、インスタ映えだかブログ映えだかしない写真になったりすると思われるので、あまり期待なさいませんように。

以上、黙っていられませんでした。

2002年のスケッチ旅行記リニューアル

本編に入る前にお詫びを。
前回のブログ「外部ファイルをhtml上で表示できない!」をくまなく読んでくださった方はお分かりだろうけれど、ブログにも書いたとおり、土日に寝食を忘れて外部ファイル読み込みが上手くいかないことについての対処に追われて身も心も疲弊しきっていたのに、どうにか解決できた嬉しさの勢いで書き始めたという事情のため(言い訳)、誤表記やら不可解な表現やらが満載の文章になっていたことをお詫びいたします。
想像したとおり、検索されそうな字句をたくさん使ったためか、このページのPVが増えていたので、アクセスしてくださった方へお詫びしておこうと思った次第であります。
とりあえず、すべき修正はしたと思うが、改めて読んでくださる方はいないだろうなあ。

今回のブログも、2002年のスケッチ旅行記(全21ページ)のスマホ対応+レイアウトのリニューアルという大仕事をやりおえ、前回分を書いたときに匹敵するほどヘバッているので、同じことが起きないようサラサラっと行きたい。

読んでくださっている方は、何故2002年の旅行記などという年代物を、今になってスマホ対応に必死になったのか不思議に思われるかも知れない。
理由はというと、

1. どうせ全体的にスマホ対応するので、ボリュームのあるところからすべきと思った

2. かなりの長文ながら、全部読んでくださった方からはとても評判がいい

3. お盆休みのスケッチ旅行なので、北海道へ行きたい人にお盆前に読んでほしい

といったところであり、言い換えるとサイトの運営上の事情と、共感を得られるかも知れない方への、届く可能性の低いサービス精神と……という感じだろうか。

ともあれ、Internet Explorerの5.0の頃に最適化したサイトで、今となってはレイアウトも大きく乱れ、アクセス解析ツールのタグを仕込んだ際のミスで、後半のほとんどが表示されなくなっていたりしていたところが、そもそもまともに見られなかったスマートフォンでも見られるようになって、相当ホッとしている。

ともあれ、2002年の今日、私は初めて北海道にバイクで旅立ち、散々な目にもあったし、それ以上に素敵な得難い経験をした。
旅行記の総括にも書いている通り、今をもってしても人生の貴重なレガシー(今っぽい)になったと思っている。

一回り以上昔の事になってしまったけれど、文字でギッシリだったところに小見出しを追加したり、レイアウトを整えなおしたりしたので、北海道やツーリングや、スケッチ旅行や水彩画に関心のある方には、このレガシーを共有して頂ければ、表現者としても本望である。まあ、個人的に貴重な経験であることは重々承知だけれど。

読んでやってもいい……と、お思いの方はこちらから。

あー、北海道でなくてもいいから、またスケッチツーリングしたいなあ。