13日の金曜美術館|アトリエ如瓶|ブログ・ヘッダ画像

このブログは、世の中の様々な「黙っていられん!!」ことを書くことを主旨としております。お客様や、お客様になるかも知れない方が読む可能性のあるブログではありますが、(書き手が勝手に決めたものながら)主旨を尊重し、常体文で記述して参ります。何卒お含みおきの上、お読みくださいますようお願いいたします。

謹賀新年2021

皆様、こんばんは。館長&代表の如瓶です。

さて、1月も下旬というのに、今年初めての投稿となってしまった。
なぜこんな事になったかというと、体調を崩したのでもなく、感染した結果入院していたのでもない。
このブログの投稿に利用しているWordpressが自動更新された結果、過去のブログに貼り付けた画像のサイズが変わったり、センター揃えが左揃えになったりと、レイアウトが崩れてしまったことに原因がある。
Webデザインに軸足をおいてデザイナーをやっている立場上、こうした見苦しいページを放っておくわけには行かないので、気付いてすぐに原因を探ったのだが、Wordpress内のツールで設定していた画像の配置等を再設定したり、プラグインをすべて解除してみたりと、調べたり思いついたりした手段を試したが、もとに戻らないので、すっかりやる気を無くし、不貞腐れていた……というのが実情である。
WordPressは、無料で使えるブログツールで、htmlやCSSの知識があれば、便利なものではあるが、自動更新を許可していたとはいえ、勝手に変更してくれた挙げ句、画像のレイアウトが乱れてしまうようでは大いに迷惑だし、実際お客様に提供したサイトで同様なことが起こり、簡単に対処できないようでは使い物にならない。
私のブログくらいなら、投稿数がそれほど多くはないし、画像を貼り付けていないものもあるので、対処はやる気の問題で、Wordpressを使っていないサイトと同様に画像を貼り付け直して意図通りのレイアウトにすることはできると思うが、複数人で週に2回のペースで書かれた企業ブログだったりすると、こうした手作業では時間も手間もかかり、お客様も私も大いに迷惑だ。

……とまあ、今ひとつ気力が湧かなくてサボっていたところを、Wordpressの自動更新に憤懣をぶつけて誤魔化そうとしているわけだが、ともあれ、やっと投稿する気になった次第であります。
サボってしまって申し訳ありませんでした。

と、ここで、画像がキチンと表示されるかどうか、チェックしてみよう。

私のブログを読んでくださっていた方には見覚えのある、肖像権がヤバい画像だが、ほれ、ご覧の通り、これまで通りの行程で画像を貼り付けてみると、この有様。画像サイズが設定したより小さくなっているし、左右中央揃えに設定したのに、これも無視されている。
ソースを参照してみても、Wordpressからアップロードした画像なので、しかるべき海藻から読み込まれているようだし、サイズについても適切な数値だし、左右の揃え方もcenterが指定してある。
つまり、Wordpress上での設定は何も問題がないようだ。
そうなると、考えられるのは、別なところで使われている画像についてのCSSが、このページでも適用されている場合だが、読み込むべきCSSファイルの指定は間違っていないし、そもそも自動更新が為された結果、そういうところまで書き換えられてしまっては、本当に使い物にならないし、自動更新がそういうところまで書き換えてしまうというの考えにくいし、そもそも必然性がない。

記事ごとにアップロードした画像は、Wordpress関連のファイルが収められている階層内の所定のフォルダに保存されており、Wordpress上ではライブラリ内に収められ、ここから再び選んだりできて、この検証中も、かつては正常に表示された画像だから……と、再び貼り付けたのだけれど、もう一度、アップロードからやりなおしたらどうか。

うーむ、やはり駄目なようだ。
貼り込んだ画像の下に文章がなければ、回り込みが解除されることは分かったが、とにかくサイズが小さくなってしまうのは何とかならないのか。
更に、色々と検証してみると、画像を何通りかの形式に変換できるモードが有ることに気付いたので、カラムに切り替えてみると……。

あ、回り込みは解除された。しかしながら、サイズはやはり小さいまま。
このカラムについてソースを見てみると、文章と画像とカラムと……と、 WordPress独自のタグでブロックの属性を指定しているようだ。サイズは640pxに設定されており、こうして表示されているサイズでは半分くらいの大きさなのではないだろうか。

これは、検証を続けた方が早いか、検索して対処法を探すのが早いか、どちらにしても時間がかかりそうだ。
自動更新されるたびに同様のことが発生し、検証に時間を取られるくらいなら、MobableTypeか何かの競合するツールを覚えたほうが早い気がしてきた。

……と今年初のブログなのに、不完全燃焼なまま今回は終了でございます。
ブログも書かずに、何も問題意識もないままでは御座いません……と、黙っていられませんでした。
今年も良い一年になりそうだなあ。(半泣)

ゴミ袋有料化について

皆様、こんばんは。館長&代表の如瓶です。

4月1日から、国分寺市や東村山市などと歩調を合わせる形で、ごみ袋が有料となった。他の都内のエリアでも、23区外の市のほとんどは有料化されているらしく、近隣の市と同等の40リットル10枚で800円という料金である。
近隣の市と比べて、小平市は遅い方だったとはいえ、逃れられない出費が増えるのは、やはり腹が立つ。

不景気が続く昨今に、消費を活性化させようと努力するのが行政のあり方であるはずなのに、一回ごみを捨てるたびに数十円一緒に捨てているのと同じなわけであって、ごみ捨てに課金されているということであり、生活していく上で絶対に必要となる出費なわけだから消費を冷え込ませるのは明らかなはずである。
市の意図としては、ごみの減量化のために協力してほしいというのが建前のようだが、消費が活性化すればごみは増え、ごみを減らそうとするならば消費の不活性化につながると思う人は市議会の中にいなかったのだろうか。
消費と背中合わせの関係にあるのがごみであって、消費とごみの量は比例の関係にあって、ごみ捨てに費用がかかるのは消費増税と同等の効果があることが予想される。
近々消費税も10%に引き上げられる予定だけれど、安定した財源になる半面、私を代表とする低所得者層に対して大きな負担となる逆進性が問題視されており、この点ではごみ袋の有料化も同じように響いてくるわけである。ますます腹が立つ。

そうは言っても、ごみは捨てなくてはならない。
私自身、20年くらい前に、黒いごみ袋は焼却時に焼却炉を傷める高熱を出すので、東京都推奨のごみ袋に変え、きちんと分別せよというお達しがあったことを受けて、軽視してはいけない問題だと思ったので、当時の新しいごみ捨てのルールを学習し、キチンと守っていたと思う。
当時から、缶詰に貼ってあるラベルが異質なものならば剥がし、ペットボトルのラベルやキャップも別にするとか、手間を惜しまずに分別していたし、更に細かいところでは、当時配布されていた「ごみ捨てマニュアル」みたいなものに「郵便物の封筒の窓に貼られた透明のフィルムも可燃性資源である封筒から剥がして分別する」と書いてあればそれに従ったし、煙草のパッケージのフィルムなどでさえ不燃ごみとして捨てるくらい、自分なりに徹底してやっていたつもりだった。
そうして20年近く、ごみの分別にも神経とエネルギーを費やしてきたのだが、今もそうなのだろうかと市役所のサイトを見てみたところ、手で容易に丸められる程度のプラスチックであれば、可燃ごみとして捨ててよしと書かれており、愕然とした。
つまり、お菓子の袋とか、スーパーの惣菜のペナペナの透明な容器なども、可燃ごみとして捨ててよいというのだ。今までの長きにわたる労力は何だったのだろうかと愕然としたのが記憶に新しい。

で、今回のごみ袋が有料化されるに当たり、とりあえず使用頻度の高そうなものから購入しようと、スーパーの売り場を見てみると「プラスチック製容器包装」という種類のものもあり、「は?」と思った。袋のパッケージなどを見てみても、具体的にこの袋に何を入れて捨てればよいか書かれていないので、
「また捨て方が変わったのか?」
と思って再び市役所のサイトを見ると、「平成31年4月からの新しいごみの出し方」とリンクがあったので閲覧してみると、袋が変わる、地区割りが変わる、収集回数が変わる、分別が変わるなど、かなり大幅に変更されていることがわかった。そこまでは良いとしよう。

収集回数が変わることについては、サイト上に閲覧できるページはなく、変更となった地区別にPDFファイルが用意されており、これをダウンロードして収集日を確認せよ……とある。
これだけ大きな変更があったというのに、ダウンロードしないと収集日を確認できないような状況のままごみ捨てのルール変更を断行したのかと、これまた愕然とした。
私のように、日々PCに向かう生活をしている立場ならば、手間だなあと思いながら確認することができるが、PCのない世帯、スマートフォンすら持っていないお年寄りなどへの周知はまるで考えていないかのようだ。

加えて、初めて新しい決まりに従ってゴミを捨てようと思うときに、今日捨ててよいのはどれで、駄目なのはどれかと思って確認しようとするのが普通だと思う。
ところが、それについてもサイト上では記載がなく、知りたければPDFファイルをダウンロードして確認せよとばかりに「分別をよりわかりやすく」というタイトルのファイルが用意されているだけ。
渋々ダウンロードしてみると、「IH調理器・電磁調理器」が「粗大ごみ」、「ICカード」が「燃やすごみ」、「ICレコーダー」が「燃やさないごみ」などと50音順で全48ページ中46ページにも渡って品目ごとにどれがどの分類に当たるかが書かれてはいるものの、今日何を捨ててよいかを一覧できる資料は無し。内容を覚えるまでその都度このファイルを開き、確認せよというのだろうか。
前述のように「分別が変わる」と書かれた部分に、変更点や大まかな区別については記載があるが、46ページ分の細かい区別が書かれている以上、確認せずに捨てるには不安が残る。
最初の「あ」から始まるページだけ見ても、「ICカード」が「燃やすごみ」で、「アイスの容器(プラスチック製)」は「プラスチック製容器包装」と、今までの感覚では差異が分かりにくいものまでも分別する必要があるようだ。
もっと調べると、「ビニール袋」と「ポリ袋」が別物であることを私は知っていたが、ほとんどの人は同じものとして認識していると思うのではないかと思えるし、別物であるためか、
「ビニール袋=プラスチック製容器包装」
で、
「ポリ袋(プラマークのないもの)=燃やすごみ」
と、やはりごみとしても別種。分かりにくすぎるし、この細かな違いも、PDFを開くことが困難な立場の人には認識できないのだ。タイトルに「分かりやすく」と付すれば済むというものではない。


こうまで段取りがガタガタだと、本当にここまで細かい分別を、本当に市は必要だと思っているのかどうかが疑わしくなってくる。
さらにサイトを見ていると、昨年(2018年)の9月に、説明会があったらしいが、そんな通知がどこに来ていたのか知らないし、15、16日は土日だが、17〜20日は平日と、単身世帯には不親切なスケジュール。本当に分別を徹底してほしいなら、どれだけ費用がかかっても、ゴミ袋有料化に関しての情報を全世帯に投函し、なおかつ集積所のごみ収集スケジュールを貼り替えるだけでなく、どの種類のがいつ収集すると明記し、ごみ袋そのものにも入れるべき品目を明記するなどして周知を徹底すべきではないだろうか。
その手間や費用を惜しんでいるくせに市民に経済的な負担をかけるなど言語道断だと思う。

何年前だったか(調べたけど記事見つからず)、埼玉の某市でリサイクルに回すはずの不燃ごみを正しく処分していなかったという事件があったことを私は覚えているし、こうしたごみをめぐる不祥事が比較的近いところで起こったことを考えると、自分の住む市でも起きるのではないかと思え、ここまで手間と負担のかかる分別に真面目に付き合うべきなのだろうかと思えてくる。

先日やっと、「燃やすごみ」の日に、買ったばかりのごみ袋を集積所に持っていったが、集積所には旧来の曜日別の収集日が書かれたプレートが貼られたままだし、全てが「燃やすごみ」用の袋ではなかった。

改めて経済面での負担について考えると、寄生生物やウイルスなどは、宿主が死なせるような寄生をしたら自らが死に絶えることになるので、そうならないようにするくらいの知恵があるそうだが、消費税も増税し、ゴミ袋も有料化と、納税者は瀕死となる世の中にしようとしている市も国も、寄生の知恵すら持たず滅びようとしているかのようだ。

以上、平成最後の夜に黙っていられませんでした。

このブログについて 3

もともとレンタルサーバの利用者が無料で使えるツールを使って書いていたこのブログだったのだが、母体となるサイトのデザインと同様にするのはかなり難しいし、ブログはブログと割り切って別なデザインでもよしとしようと思ってはいたものの、アクセス解析などしていると、ドメインが違うためアクセスを計測できないし……と、何か気乗りしないままで、あまり更新もせずにいた。
この度、せっかくサイトをリニューアルしたことだし、昨年もWordPressというブログツールを用いてお客様のホームページにブログページを追加し、ある程度やり方が分かっていたので、ウチのブログも作ってしまえ……とばかりに、サイトのリニューアル作業の疲れもとれないまま、ブログの移行も試みてしまったのである。

ある程度勝手がわかっていたとはいえ、自分でデザインしたページを、WordPressで作り直すのは至難の業。自分で設計したページならば、ここの幅を変えたいとか、個々の色を変えたいなど、概ね自在に調整できるのだが、WordPress上で作れるページに置き換えていこうとすると、どこのどの部分をどこで制御しているかが把握しづらい。例えそれが把握できたとしても、普段どおりのやり方では思うようにいかないことが多く、何度も勢いで取り掛かった作業を悔いる気持ちになった。
こうした作業の経験のない方には伝わりづらいと思うので言い換えてみるならば、レシピを教わることなく有名店のラーメンをカップ麺で再現しようとするくらい、あるいは別な車をベースに改造を加え、自分の乗りたかった車そっくりに造り変えようとするくらい大変……と書けば、幾らか分かって頂けるだろうか。とにかく、再現するということは、新しくて素晴らしいものを作るより大変なこともあるという一例だと思う。

WordPressでサイト制作をしたことがある方ならば、ブログページだけじゃなくて最初っからサイト全体をWordPressで作れば良かったじゃないか、と仰るかも知れない。そう、WordPressでも、ブログページのような動的なページだけでなく、ブログページ以外のような静的なページを作ることもできる。動的・静的ページについての説明は省くが、前述の通り、まだまだ気心が通じていないWordPressを用いて、平素の自分の実力を発揮できるかというと、これはこれでもう少し修練が必要だし、旧来のページのテイストを踏襲したい部分もあったし、当アトリエの推すbottom 0ナビを組み込むにも、かなりの力業を使わないと「再現」できない。これも置き換えて表現するならば、インドネシアの食材だけで寿司を作ろうとしているようでもあり、彫刻家のロダンに水墨画を描いてくれと依頼するようなものでもあり……と書けば、幾らか伝わりやすいだろうか。

そもそもWordPressというツール自体が無料で使えるだけでなく、ある程度作り込まれた無料で使える「テーマ」というものが無数に存在している。WordPressをインストールし、気に入ったテーマを選択してインストール後有効化し、もともと用意されていたトップ画像を貼り替えたり、背景色や文字色などを変更していけば、初心者でもある程度オリジナリティのあるブログページが作れるようになっているのがWordPressの良いところで、世界中で使われている根拠となっているのだけれど、お代を頂いてデザイン性もオリジナリティも高いサイトを作るのが仕事のデザイナーが、それと同じようなやり方をするわけにはいかず、しかもデザイナーとしての力量が問われる自分のデザイン事務所のサイトなのだから、ロダンに水彩画……は避けたのだ。

あっと、タイトルの話題に戻ろう。
このサイトは、アトリエ如瓶というデザイン事務所のオフィシャルなサイトであり、このブログもオフィシャルであるのが本来の姿のはず。ブログ付きのサイト制作・維持管理を依頼されたお客様には、「ブログはお客様が読む可能性が高いので、失礼の無いよう敬体文で書くのが望ましいです」などとアドバイスしていたくせに、移行前のブログは堂々と常体文で書いており、我ながら自分のサイトがオフィシャルなサイトであることに対する自覚が足りなかったとは思う。それに今更気がついて、この際ブログの主旨も変えてしまおうかと思ったものの、「黙っていられないこと」をテーマに文章を書きたいという気持ちは意外と強く、このまま進めることにした。
やはり、文章というものは書きたいことを書いてこそ、面白みが伝わるのではないかと思うし、幾ら定期的に更新されても、書き手が面白みを感じずに書いた文章でPV向上もないだろうと結論づけ、常体文にて黙ったままにしないことにしたのをご理解いただきたくて、ブログページの前文に「常体文で書きますよ」と断った次第であります。
改めて、この文中でもご理解のほど、よろしくお願いいたします。

あー、リニューアル作業の疲れと戦いながらも、2000字を超えてしまった。ロダンに水彩画という例えのイマイチさに疲れを感じるけれど、PVを集められるようにするには、1000字以内にしないと無理だろうなあ。

最後に、写真のUPテストとして、自撮りしながら失敗したプロフィール写真でもUPして寝るとしますか。

失敗写真
失敗写真