13日の金曜美術館|アトリエ如瓶|ブログ・ヘッダ画像

このブログは、世の中の様々な「黙っていられん!!」ことを書くことを主旨としております。お客様や、お客様になるかも知れない方が読む可能性のあるブログではありますが、(書き手が勝手に決めたものながら)主旨を尊重し、常体文で記述して参ります。何卒お含みおきの上、お読みくださいますようお願いいたします。

お気に入りのナッツ

皆様、こんばんは。館長&代表の如瓶です。

幾らか唐突ではあるけれど、私はナッツ類が大好き。
ピーナッツからアーモンドからピスタチオからマカデミアナッツから、一般的に日本で手に入るナッツは大抵好きである。

世間的にも個人的にも不景気が続くなか、列記したアーモンド以降のナッツにはなかなか手が出ず、ピーナッツ類にお世話になっていることが多いのだが、最近ものすごく気に入っているピーナッツを紹介したい。もうパッケージをデカデカと収めた写真を公開することに躊躇などしていられない。
商品はこれ。

クレイジーソルト塩バタピー
クレイジーソルト塩バタピーのパッケージ

この「クレイジーソルト塩バタピー」は、普通のバターピーナッツに少し飽きたなあと思っていた昨年の初冬くらいに見つけたと記憶している。
最近のナッツ類は、猫も杓子も塩分控えめで、何か物足りなさを感じていたところが、バッチリと塩気を感じさせる味付けとなっており、小腹がすいたときだろうと、お酒のお供だろうと、止まらなくなってしまうほどで、あっという間に食べ終えてしまう。

数年前に大手コンビニエンスストアのオリジナルブランドのバターピーナッツを食べたときに、その芳醇な香りと新鮮さに驚き、作り方が違うとこうも違うものかと驚いたが、このナッツとの出会いはそれ以来の衝撃だった。
パッケージ表面に、「クレイジーソルト」と「塩バタピー」と、2箇所「塩」の意味の言葉が使われているのは屋上屋というものだし、商品名の上部に記載されたアルファベット表記に「Krazy」とあり、Crazyじゃないの? と思ったりもするが、調べてみるとアメリカで製造された調味料に岩塩とスパイスと香草を調合したKrazy Mixed-Up Saltというのがあるそうで、それを用いた商品ということのようだ。
確かにパッケージにも「岩塩×ハーブが……」と書かれているし、調味料として売られているクレイジーソルトの筒の写真が載せられており、同じロゴが使われているので、コラボ商品ということになるのだろうか。

一般に岩塩だけでもワンランク上の調味料とされているところ、ハーブやらスパイスやらが含まれている分、とにかく風味豊かで、本当によくできたバターピーナッツだと思う。すぐに無くなってしまうので、もっと大袋で売って欲しいと思う。

皆様も是非……と、お薦めしたいところなのだが、どうしたことかコンビニエンスストアのナッツ類の棚から姿を消しつつある。コンビニエンスストアは、少々ヒットした商品でも、頻繁に商品を入れ替えるので、契約期間みたいなものが切れたのだろうか。
ブログに紹介したくて、どうにか見つけたヤツのパッケージ写真を撮影したのだけれど、本当に姿を消してしまうのだろうかと思うと、かなり不安だ。

近隣のスーパーで、ミックスナッツ版のを見つけたけれど、こちらはお値段も3倍近くなるし、「クレイジーソルト感」が少し希薄。ナッツ本来の味わいを活かすために調味料を控えめにしているのだろうか。まあ、ミックスナッツ版も瞬く間に食べてしまったけれど。(汗)

私としては、懐に優しく、味わいのパンチ力の強いバタピー版をお薦めしたいので、召し上がってみたい方は、急いで入手されることをお薦めしたい。カップ麺などもそうなのだろうけれど、気に入った商品がいつまでも棚に残っていると思ってはいけないのがコンビニエンスストアだ。

しっかし、私の食レポというかグルメというか、その手の記事はあまり読む方の役に立たないねえ。

以上、黙っていられませんでした。

ポテトサラダ/TAIRAYA

皆様こんにちは。13日の金曜美術館・館長にしてアトリエ如瓶デザイナーの如瓶であります。

ブログらしい(?)挨拶からスタートした今回だが、好き勝手なことを書いているようで、このブログの実際はオフィシャルなサイトであり、それでいて読み物として成立できないかなあという意図で書き進めているのだが、サイトのリニューアルを機にブログをスタートし、それに付随するお知らせも兼ねて書いていた結果、サイト内のことやWeb上の(比較的)専門的な事を書いてしまうことが多かったので、たまには食レポ的な内容にしてみよう。

さておき、タイトルにあるように今回はポテトサラダ……しかもスーパーで売られている惣菜について書こうと……要は黙っていられない訳だ。

TAIRAYAのポテトサラダ
TAIRAYAのポテトサラダ

写真の通り、一見何の変哲もない惣菜のポテトサラダ。お値段も量り売り価格ではあれ、標準的だと思う。
ただし、左上に貼ってあるラベルに「店内で和えています」とあるのがポイントだ。ここ1〜2カ月の間でリニューアルされたように記憶している。

コンビニエンスストアを含め、スーパーなどで売られているポテトサラダは、防腐効果の意味もあってか、酢が使われているのだと思う。幾らか商品差はあっても、食べてみると、少し酸っぱい気がする。この酸味が、ポテトサラダの命(だと思う)であるジャガイモのホクホク感や甘みを随分殺しているように思えるのである。
そもそも、傷むということを考えたときに気になるのはハムくらいで、それほどポテトサラダに傷み防止のための酢が必要なのだろうかという気がするのだが、酸っぱい食べ物を好んで食べない私からすると、一般的なポテトサラダはとにかく酸っぱいことが多いのだ。

そんな中、このポテトサラダは、ほとんど酸っぱくない。店内で和えていて、菌が発生しやすい外気温にさらされることなく陳列できるため、酢を使う必要がないということなのだと思う。写真の大サイズを2つ買って一食分としたって構わないと思うくらい、お気に入りなのである。
実際ポテトサラダは、メイン食材のジャガイモは主食として用いられる国もあるわけだし、サラダである以上数種類の野菜を摂ることができるし、分量としては控えめながらハムなどの動物性蛋白質も含まれていて、かなりバランスが良いと思う。取り合わせの悪くない範囲でカルシウムくらい補えば、ワンプレートの食事として成り立つのではないかとも思う。
少し余談だが、ジャガイモには主食となるくらい昨今毛嫌いされている炭水化物が多く含まれているわけだが、こうした主食系の食物には、レジスタントスターチと呼ばれる難消化性でんぷんが含まれていて、冷蔵庫で冷やすとこれが増加し、肥満防止に限らず様々な健康上のメリットがあることが分かっているそうだ。日に一度くらいポテトサラダだけの食事にしても害はないのではないだろうか。

閑話休題。これが一番「黙っていられないポイント」なのだけれど、このポテトサラダのジャガイモは、他に類を見ないほど大きくカットされているのだ。

大きくてホクホクのジャガイモ
大きくてホクホクのジャガイモ

何枚も撮り直しをしたものの、サイズ感が伝わらる写真にはなっていないかも知れないけれど、一般的なポテトサラダのジャガイモは、せいぜい大きめのでも5〜10mm程度のサイズだと思うのだが、このポテトサラダのは、標準的な仕様のもある中、20mm以上(最大長)のサイズのものも含まれ、中には一口で食べるのが憚られるくらいのサイズのも入っている事があるのだ。「ごろごろポテトのこだわりサラダ」の名に恥じない、いや、それ以上のごろごろ感だ。
これで、咀嚼したときにジャリッと来ようものならわざわざブログに書かないが、実にホッコリと茹でてありつつしっかりとした食感も残っていて、ジャガイモの魅力を存分に楽しめる絶妙な仕上がりなのだ。
酸っぱい味付けで、ジャガイモのサイズも小さく、和えすぎて食感が失われているようなポテトサラダに出会うと、二度と買うものかと思うけれど、この商品については、開発にあたった方々の研究の跡やこだわりが随所に感じられ、それが更に味わいを際立たせているようでもあり、足を運ぶたびに手にとってしまうわけである。

「こんなもんだろ」とばかりに、創意なく惰性で作っていては良いものにならないのは絵画もデザインも同じであり、美味しいものを提供して共感を得たいとする表現者的な姿勢が、このポテトサラダには感じられるのである。開発に携わった方たちと飲んだとしたら、そのお酒はさぞ美味しかろう。

さて、このポテトサラダは、タイトルにある通り、ウチの近隣にあるTAIRAYAというスーパーで手に入る。このTAIRAYAは、関東を中心に店舗を展開(全73店舗・うち東京で15店舗)しているエコスグループの中の一店舗。正直なところ近所にある以外には見たことがないし、同系列の店舗でも「店内で和えてない」ヤツしかないかもしれないので、小平市の……しかも青梅街道駅近くにお越しの際は、探してみられては如何だろうか。

……とまあ、私が食レポ的な文章を書いたとしても、入手困難だったり、エリアが限定的だったり、インスタ映えだかブログ映えだかしない写真になったりすると思われるので、あまり期待なさいませんように。

以上、黙っていられませんでした。