13日の金曜美術館|アトリエ如瓶|ブログ・ヘッダ画像

このブログは、世の中の様々な「黙っていられん!!」ことを書くことを主旨としております。お客様や、お客様になるかも知れない方が読む可能性のあるブログではありますが、(書き手が勝手に決めたものながら)主旨を尊重し、常体文で記述して参ります。何卒お含みおきの上、お読みくださいますようお願いいたします。

お詫びと今の心持ち

皆様、こんばんは。館長&代表の如瓶です。

私のブログなど、更新を期待してくれている方が些少なのは承知だけれど、やはり2ヶ月近く更新していない状況についてはお詫びしておきたい。
全世界を見渡して、今ハッピーな国ってどこにある? と思うようなご時世で、我が国でも経済も隣国との関係も良くないなか、スポーツのイベントだけは幾つも催されていて、来年には経済効果も期待できず、不安要素の方が多く囁かれているオリンピックまで控えている。
今月から消費税も引き上げられ、消費の冷え込みは確実視されている。
何だかよく訳の分からない世の中になっていることもあってか、正体の分からない虚無感に苛まれております。

表現者たるもの、そういう時にこそ懊悩や憤懣をエネルギーに変えるべき。少なくとも私はそうしてここまで来たような気がしているのだけれど、ここしばらくその術を忘れてしまったかのように表現に対する意欲が湧かなくて困っている。
いや、表現の意欲はあるのだけれど、それを形にできない、いや形にする行動に出る意欲が湧かなくて困っているというのが本当のところだろうか。
ブログどころかツイッターもInstagramも1カ月ほど更新をストップしている。
表現者としては死んだのと同じ様な状況だなあという気もしている。

自分が死んだあと、遺品を処分される際に親族や他人様に見られては困るものを処分しようと思っていないあたり、自ら終焉を迎えようと思っていないのは確かだと思うけれど、ずっと表現のために生きてきたつもりである自分としては、これまでで最も生きている実感が乏しい期間のように思えてもいる。

……なんて書いてはいても、結局こうしていつもより短く、オフィシャルなブログをUPしようという気力がある分、まだ自分も終わってはいないと思うけれど、拓ける展望よりは近づく終焉を意識せざるを得ない年齢になってしまったのかも知れない。

このブログを含むサイトを通して依頼が来るようなことがあれば別だけれど、表現者としては、過去の作品をInstagramにUPするくらいにして、少しの間じっとしていたいなあと思っている次第であります。
……って、久しぶりのブログで泣き落とし営業かよ! という感じでもあるけれど、「あれば別だけど」というあたり、やはりまだアトリエ如瓶は終わらないんじゃないだろうか。

これまでで一番消極的に、黙っていられませんでした。