13日の金曜美術館|アトリエ如瓶|ブログ・ヘッダ画像

このブログは、世の中の様々な「黙っていられん!!」ことを書くことを主旨としております。お客様や、お客様になるかも知れない方が読む可能性のあるブログではありますが、(書き手が勝手に決めたものながら)主旨を尊重し、常体文で記述して参ります。何卒お含みおきの上、お読みくださいますようお願いいたします。

各駅停車駅探訪1・沼袋編 1/4

「途中で降りる駅が無くて困る」と、利用していながら不平を言いたくなる西武新宿線。
運賃も安く、沿線の家賃も安いという魅力がありながら、郊外から都心部までの移動に特化した感のある西武新宿線。
そんな西武新宿線を応援すべく……なんていう意図は全くなく、自ら何かしらの楽しみを見付けないと、通勤もしていられん!
……と思うあまりに思いついたこの企画。

知人が住んでいなければ、長年通勤に使っている人でも、降りた事がない駅となりうる、各駅停車しか停まらない駅であえて下車し、チョビっとうろつき、チョビッとレポートしてみたいと思う次第である。

メジャーなスポットや、オシャレなお店は他の方に任せ、如瓶は我が道を歩む……そんなシリーズなので、ニュースヴァリューは低い。
このシリーズは、掲載する画像の関係で、文章の分量に関係なく、2~4頁程度で構成する予定です。

では、開始。

1回目は、西武新宿駅から数えて5つ目、中野区にある沼袋駅。
急行が最初に停まる鷺宮は、西武新宿から8つ目で沼袋の3駅先であり、急行・準急利用者には降りにくさ満点である。
私がここ沼袋を最初に選んだのは、この降りにくさ……からである。

高田馬場から西武新宿線各駅停車に乗り、4つ駅を数えて、沼袋駅。通勤の折に何度も通過してきた駅で降りるのは、やはりちょっと勇気が要る。
電車を降りて見回すと、降りたホーム側に出口は見あたらない。改札の外に出るためには線路を越える階段を登らなくてはならないのだ。
仕事を終えた立場には、疲労感を増幅させるが、ある意味急行の停まらない西武線の駅らしさだ。

私の良く知る範囲のJR中央線と比べるのが良くないのか、西武線の急行などが停まらない駅には、片側にしか出口のない駅が多く、不便を感じざるを得ない。線路の両側に出口を作れば、駅周辺も含めてどれだけ便利になるだろう……と思う駅が、他に幾つもある。

出口脇から右手を覗くと、細い路地がY字路となって合流してこちらに続き、それは出口を過ぎた先の、踏み切りのある大通り(2車線)につき当たる……という、独特な光景を作っている。

(続く)