13日の金曜美術館|アトリエ如瓶|ブログ・ヘッダ画像

このブログは、世の中の様々な「黙っていられん!!」ことを書くことを主旨としております。お客様や、お客様になるかも知れない方が読む可能性のあるブログではありますが、(書き手が勝手に決めたものながら)主旨を尊重し、常体文で記述して参ります。何卒お含みおきの上、お読みくださいますようお願いいたします。

ゴミ袋有料化について・その後と訂正

皆様、こんばんは。館長&代表の如瓶です。

私の住む市のゴミ袋が有料化・ルール変更があってから2カ月、そのことについてブログを書いてから1カ月が経過したが、しつこくこのことについて書こうとしているのは、まずは訂正すべきことがあるのが分かったからである。

前のブログでは、

「ごみ袋とごみ収集についてのルール変更について、市のサイトにアクセスし、PDFファイルを開ける環境にある人でないと、その内容を確認できない。」

……と、書いてしまったが、後日同市に住む知人たちに話を聞くと、とりあえずは「資源とごみの収集カレンダー」なるカラーで印刷された冊子は、戸別に配布されていたようであった。私はそれを知らなかったのである。
何故そうなったか。
私の住むアパートの裏口にあたる出入り口に近いところに郵便受けがあり、様々な郵送物は裏口から配達する人が入ってきて投函していたのだが、「防犯のため」とのことで、大家さんがこの裏口を塞いでしまったのだ。
しばらくの間、投函されるものが減ってしまったものの、さすがに配達のプロである日本郵便や宅配便などは、大通りから郵便受けまでの入り組んだルートを見つけ出してくれたので、把握できる範囲で投函されるものを手にすることができるようになったが、市役所から直接配布されるものについては、未だに「裏口がふさがっているから投函できない」と思っているようで、届かなかったのだ。
2年ほど前にも、市役所から配達されるはずの国民健康保険の保険証が届かなかった事があったので、恐らくウチのアパートには市役所からの配布物は配達されないままの状態のようで、私が確認を怠っていたからではないのだ。
身分を証明するものでもあり、保険料を徴収している保険証すら届かないのだから、当然であり、小平市の市政のレベルが窺い知れる。

何にせよ、ごみの収集に関しても、ルール変更に伴って出費を強いているくせに、全戸に配布したかのチェックもしないままルールを変更しているあたり、どの程度ルールを守ってほしいのかが推察でき、いい加減だなあ……と思うと、保険証すらきちんと届けない役所の杜撰さに改めて腹が立つ。

カラーで印刷された「収集カレンダー」にしても、「カラーである必要があるのか?」と、カレンダーが配布されていた事を教えてくれた知人は、無駄な出費ではないかと不快感を露わにしていたし、別の知人はカレンダーが9月までしか記載がないことに不満を漏らしていた。
半年ペースでカラー印刷したカレンダーを配布するなど、カラー印刷のお値段も手頃になったご時世とはいえ、税金の無駄遣いや、ルール構築の下手くそさが感じられて、またまたますます腹が立つ。
月によって収集されるごみの種類も変わる以上、記載に誤りがないかについて入念にチェックが必要となり、人件費や労力もかかるわけだし、そもそも印刷業界において、カレンダーと名のつくものは、記載に誤りが起こりがちな難物であって、そうした事情を知りもしないで、「月ごとのスケジュールをカレンダーにして配布すればいい」と思いついたままに行動に移しているあたりも、学級会の方がまだマシの浅知恵に思え、そうしたお粗末がすべて税金によって運営されていて、リサイクルという環境への配慮の背後で、ルール変更による支出がどうなるのかを本当に検証したのだろうかと思うと、なおさら腹が立つ。

私が利用している集積所には、相変わらず一週間の曜日ごとの収集日が掲示されたままだし、「カレンダーなどでいちいち確認していられない」と思っている人が多いのか、あるいはルール変更を知らないのか、相変わらず色とりどりのごみ袋が積まれているし、収集車が来たことを知らせるメロディーが14時頃まで近所で聞こえていたりするのも、ルール変更の周知が不徹底だったことに影響しているのではないかと思う。
目に見える範囲で私が想像しているとおりだとしたら、未曾有の愚策と言わざるを得ないだろう。

もう一度書いておくと、既にごみ袋有料化が実施されている周辺の市に歩調を合わせた形であるのは納得できなくもないが、この杜撰さは何事だろうか。
近隣の市との比較ができたら、またここに書いてしまおうと思っている。

鎮まらない怒りに任せて、黙っていられませんでした。