口紅|1/2二人展“A”

口 紅

F100 (130.5×162) 作家蔵

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DMに用いた100号の大作です。
モデルさんは、車の教習所の卒業検定で同じ車だった、色白の美しい方でした。
卒業検定が終わった直後にモデルを頼んでみましたが、その時は断られました。
検定から一ヶ月ほど経って、私がようやく試験場へ行ったところ、このモデルさんとバッタリ再会し、改めてモデルを頼んだところ、モデルさんもあまりの偶然に『縁』を感じて下さったようで、引き受けて下さいました。
私自身も少なからず別の『縁』を感じましたが、モデルさんにはラブラブの彼氏がいらして、今にして思わなくても、モデルと絵描きという『縁』だったのだと思う次第です。
コンクール*に出品する意図もあって制作した作品で、私なりには完成度的にも演出的にも自信を持って出品しましたが、結果は選外でした。