線路内立入禁止|1/2二人展“A”

線路内立入禁止

F15 (65×53) 知人蔵

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1999年まで住んでいたアパートの近くの踏切です。場所が場所だけに、自分のイメージを大切にしつつも、主に自分で撮影した写真を参考にして描きましたが、仕上がってみると、やはり写真を見て描いた絵だなあと思う次第です。
そんな思いもあって、それなりに好評を博した作品ですが、「まるで写真のよう」と賛辞を頂く度に、少々複雑な気分にもなります。
明け方に買い物に出て、この踏切を渡ったときに見た光景に心惹かれたのが、制作のきっかけとなりました。
まるで自画自賛ですが、線路の描写や、朝焼けの薄暗さの中に灯る街灯など、見せ場はふんだんに盛り込んだ絵ではあります。