13日の金曜美術館|アトリエ如瓶|ブログ・ヘッダ画像

このブログは、世の中の様々な「黙っていられん!!」ことを書くことを主旨としております。お客様や、お客様になるかも知れない方が読む可能性のあるブログではありますが、(書き手が勝手に決めたものながら)主旨を尊重し、常体文で記述して参ります。何卒お含みおきの上、お読みくださいますようお願いいたします。

Tシャツ販売その後と新規サイト制作

皆様、こんばんは。館長&代表の如瓶です。

また1カ月以上、ブログの投稿を怠ってしまったけれど、Tシャツ販売とほぼ並行する形で、サイト制作も手掛けていたので、ブログにまで手が回らなかったと言い訳させて頂く。
と、こんな事を書くと、このブログのユーザー様は減っていく一方なのかもしれないし、企業サイトの維持管理までやっていた頃に、「ブログは定期的に更新していくことが必須」とか言ってお客様に要請していた立場として示しがつかないのだけれど。

さておき、Tシャツの販売を開始してから1カ月と1週間ほどが経過したが、販売実績を正直に書くと、4枚が売れた。3種類全てのMサイズが3枚と、「清掃記念」(換気扇の絵)のSサイズが1枚という内訳だ。
さらに正直に書くと、お買い上げ下さったのはいずれも知人で、販売開始から1カ月と少し経過しての販売実績をもとに、今後の展開を考えるデータとしてアテになるものではない。
少しでもあざとく売って、投資した金額を取り戻そうと思うことが最優先ならば有り難い事で、商品にお金を払い、購入にあたっての手間をかけて下さった方には、深い深い感謝をしたいのが私の真意なのは偽らざるところなのだけれど、ドライにビジネスとして考えると、実績としてはカウントできないところでもある。
私と交友も面識もない人にどれくらい反応があってこそ、商品のニーズを測れるわけであって、その実数こそが投資に対するリターンとなり、私が絵画の個展をする場合のご祝儀的なお買上げを望んでいるわけではないのだ。
更に言うならば、現状もご祝儀的なニーズで欲しいと仰る方がいない訳ではないのだけれども、
「私のことを知らない人にどれだけの反応があるかを知って今後を考えるべきなので、増産が決まったらよろしくお願いいたします」
と、お買い上げを遠慮して頂いている状況だったりもする。

前回も書いたけれど、私もいい歳ではあるけれど商売ということに関しては素人
そんなヒヨッコにして衣類の販売……つまりファッションのことについて鈍感な立場で、「ヤバいTシャツ」を目指して最初から販売の高い実績を得られるものではないと思っているので、価格の初期設定が高すぎたことや、Tシャツとしての絵柄の選択の適不適などに関しては、反省すべき点が多いのだけれど、売り物はTシャツ。腐るものでもないし、あと10倍の在庫を調達したとしても、倉庫を借りるほどではない。
まあ、値段を下げたり、バリエーションを増やしたりなどして、気長にやって行きたいと思っているところである。
少々無理矢理にでも、何か画像を載っけようと思って、販売しているTシャツの着用時のイメージ写真を掲載したりして。

さて、当アトリエサイトのトップページでも紹介しているように、小平駅近くの居酒屋である山でん様のサイトを制作した。
繰り返しになるけれど、当サイトの制作物一覧のページでも紹介しているように、トップページのみのサイトながら、ある部分はクライアント側でも編集が可能であり、bottomゼロナビ(一般的に言うならばグローバルナビで、当アトリエが普及をすすめる画面下部固定式のグローバルナビ)をタップ(またはクリック)した数などの計測まで出来るようにした、最も多機能で高いニーズが期待できるなサイトなのである。
私も、デザイナーからスタートしたWebの総合サービスを提供する業者であり、SEOやらサイト設計やらまで請け負うとはいえ、最低限のことをやりますという立場なので、こうしてブログを書くのに利用しているWordpressのテクノロジーを利用して制作したサイトなのだけれど、トップページだけで成り立ち、しかも更新頻度の高い部分を、クライアント自らが編集できる使い勝手の良いサイトとして完成させることができた。
トップページ以下のサブページを含めたサイトを希望しつつ、トップページの部分的な更新は、クライアント自ら更新したいと思う場合にも対応できるし、私が提供するデザイン物にこういう言い方をしたくないのだけれど、結構ニーズの高い商品になったのではないかと思っている。
まあ、各分野にスペシャリストを抱える業者からすれば「それくらいのサービスを提供できて当たり前だろ」と思われるかも知れないのだけれど。

当AJサイトの業務実績のことをすべて把握してくださっている方はほとんどいないと思うのだけれど、お酒やお料理を提供するサービスをしている店舗のサイトを制作したのは2度目。
一度目のサイトの店舗はビア・バーであり、前出のbottomゼロナビを実装していないサイトではあったけれど、店舗の雰囲気にマッチしていたと思うし、ハンバーガーメニューによる煩わしい操作が不要でみたい所を瞬時に閲覧できる設計にしていたのだけれど、「サイトを見てきた初来店の方には1杯サービス」と、ファーストビューで見えるところに記載していたにも関わらず、1年半ほどのサイト掲出機関にも関わらず、「サイトを見たので、○○を1杯……」と言うお客は現れず、つまり私が制作したサイトがクライアントの売上に貢献できなかったという、苦い過去がある。
SEO的には、「○○(所在地) バー」というクエリで検索すれば、食べログとかRettyとかレッドペッパーとかより上位の検索順位は得られなかったものの、他の店舗がオリジナルで制作したサイトよりは上位にランクインしていたのだけれど、恐らく私が制作したサイトが切っ掛けで新規の常連を得ることはできなかったのである。
本当は、サイトを見てきた新規のお客も「1杯無料で飲めるから来た」と、さもしい客と思われたくなくて言わなかったというケースも考えられるが、それが1年半のうちの数人だったとすれば、サイトを持ったおかげで千客万来になったとは言えないわけである。
そんな経緯がある関係上、サイト制作を請け負う業者としては、ほんの少しでも「新規の常連を得られた」とか「サイトを持ってから売り上げが上がった」という反応を得られるものにしたいと思っているのだ。
サイト制作を致します……という業者として生計を立てられる業者を目指す当アトリエとしては、そうした実績こそが必要だし、それなくして(本来苦手な)営業をしかけることもしにくくなるし、何にしても私が制作したサイトの成功例がないことには、何も始まらないと思っているのだ。

実際のところ、サイトを持ったことによって業績が上がったという話は聞かなくもないし、前述のバーのサイトにしても、所在地が違えばサイトを持ったなりの成果はあったかも知れないし、業態が違えばもっと良好な結果が出たかも知れない……という、やってみないと分からないのがwebサイトというものでもあるかも知れない。どうあれ、私としては業者として自信を持ってサイト制作を薦められる実績が必要なのだ。

企業や店舗がサイトを持ち、運営していくということには、「サイトを持つ=業績が上がる」ということだけではなく、「サイトを持っている=信頼度が上がる、きちんと事業を運営しようとしている」ということを標榜できるというメリットがあり、名刺にURLを載せることができるということだけでも、制作費と維持管理費を支払う意味はあると思うのだけれど、それだけでサイトを持つということに投資しようと思う事業者は少ないのが、長らく不況が続いているご時世の現状なのだと思う。

今回制作した山でん様のサイトも、最初に制作した飲食店のサイトと同じ結果になる確率が低くはないと思うけれど、さすがに前回の飲食店のサイトから年数も経て、当アトリエの知識やノウハウや技術も向上しているはずなので、幾らかでもサイトを持ったおかげで業績が上がったという声を頂くべく努力をしたいと思っている次第である。
そういう事ナシに仕事していたって張り合いがないのも確かだし……ということも含めて、Tシャツ販売やらサイト制作について黙っていられませんでした〜!

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